カニの中でも代表的ないくつかの種類とその食べ方についてご紹介致します

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カニの成長と呼び方

カニは節足動物の仲間になり、世界で6000種類が知られています。脚に節があり、ヤドカリやエビなど、その他多くの仲間がいます。

カニは主に暖かくなる春から夏にかけて脱皮をします。そして冬が終わり、続いて春が近づくと脱皮の準備を始めます。カニはこのような脱皮を繰り返すことによって大きく成長していきますが、この成長の度合いに応じてカニの呼び方が変わり、水蟹、若蟹、堅蟹などの呼び方があります。

水蟹は脱皮してまだ間もなく、甲羅が柔らかいのが特徴です。若蟹に比べて身入りは低いですが、カニ汁など出汁をとるのに適しています。

若蟹は脱皮して甲羅がまだ堅くなっていないカニで、手でむけるほど殻が柔らかいのが特徴です。堅蟹に比べて身入りが低かったり、みそが少ないので、価格に大きな差が生まれています。さらに、若蟹と堅蟹の中間的存在として、若上と呼ばれる若蟹の上等品があります。

堅蟹は甲羅が堅くなったカニで、浜言葉で身が詰まった蟹のことを言います。商品として最も価値のあるカニで、これらはさらに身入り、みそ入り状態によって分けられます。そのまま茹でたり刺身で食べたりなど、いろいろな食べ方ができ、料理にも幅広く使えます。

カニには、毛ガニやタラバガニ、花咲ガニなどといった種類が豊富にあります。その他にもオスとメスの違いや、海域によっても味覚が変わってきます。このように種類と食べ方によって様々な贅沢を楽しめてしまうのが、カニの醍醐味と言えるでしょう。

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